GMOメディアが運営する10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は、スマートフォンを所有している10代の女の子を対象に「将来に関する調査」を実施した。
10代女子が希望する最終学歴について聞いたところ、「大学(4年制)」(42.6%)が最多となり、次いで「専門学校」(25.6%)となった。また、大人になるのは楽しみですか?という質問については、「楽しみである」(39.0%)と「どちらかと言えば楽しみである」(38.4%)の回答を合わせて約77%となり、10代女子の大多数が将来を楽しみだと感じていることがわかった。
将来の夢は何ですか?という質問では、「医療関係」(15.3%)、「教育関係」(14.1%)、「芸能関係」(10.7%)という回答がTOP3だ。一方、「将来の夢はない」は4%、「わからない」は8.9%にとどまったことから、10代女子のほとんどが何らかの夢や目標を持っていることがわかる。
結婚に関して質問をしたところ「結婚はしたいし子供は欲しい」が77.5%で結婚しても仕事を続けたいかどうかという質問に対しては「ずっと続けたい」(55.8%)が半数を超え、「子供ができるまでは続けたい」(26.3%)と合わせると8割を超えていることから、結婚後も仕事を続けるイメージを持っている10代女子が多いようだ。
2020年の東京オリンピック時に何をしていたいか聞いたところ、同年に19歳~23歳を迎える15歳~19歳の女子からは「パティシエになり働きたい(15歳)」「保育士として働きたい(16歳)」「有名な女優さんになっていたい(17歳)」といった具体的な職業名が多く挙がり、将来のビジョンを明確に持っている女子が多い。
また、「国際系のボランティアに参加し、オリンピックを見に来る海外の方たちに日本の良さを伝える(翻訳など)(16歳)」「オリンピックの公式応援ソングを歌いたい!(17歳)」など、東京オリンピックや訪日外国人の増加への関心の高さもうかがえる。(編集担当:久保田雄城)