トヨタ自動車は、同社主力小型車のカローラ・セダン「アクシオ」とステーションワゴンの「フィールダー」に特別仕様車を設定し販売を開始した。
トヨタ・カローラは、本格的な量産型小型大衆車として1966年に誕生し、今年で50年を迎える。誕生以来、グローバルにも展開し、販売累計台数4300万台を超えるベストセラーカーとして、世界のユーザーに支持されてきた。トヨタは「地球人の幸福と福祉のためのカローラを」を念頭に、今後とも時代の変化に応じて進化を続けるクルマとしてカローラを提供していくとしている。
今回発売した特別仕様車は、ステーションワゴンのフィールダー特別仕様「HYBRID G“+Red(プラスレッド)”」、「G“+Red”」と、セダンのアクシオ特別仕様「HYBRID G“W×B(ダブルバイビー)”」、「G“W×B”」の計4車種だ。
フィールダーの特別仕様車は、既存のカローラ・フィールダー「HYBRID G」および「G」をそれぞれベースとし、内外装の各所に「赤」のパーツを挿すことで、スポーティでおしゃれなデザインとした。また、スマートエントリー&スタートシステムを特別装備するなど、機能も充実させた。
具体的には、フロントロアグリルをドットパターンとし、赤のラインを配したほか、Bi-Beam LEDヘッドランプを特別装備することで、スタイリッシュなフロントマスクを実現。インテリアでは、フロントシートにファブリックと合成皮革とをコンビネーションさせたシート表皮のスポーツシートを設定。また、合成皮革のセンターコンソールボックスとシートに赤のステッチを施すことで、スポーティな意匠とした。シフトノブは本革巻きでピアノブラック加飾をし、ステアリングには赤のステッチを施した。また、サイドレジスターリングやメーターに赤の加飾を加えている。
アクシオの特別仕様車も、アクシオ「HYBRID G」および「G」をそれぞれベースとし、内外装にカローラ・フィールダーで好評の、「黒」を基調に「白」を挿し色としたスタイリッシュな“W×B”の専用意匠を採用。スマートエントリー&スタートシステムを特別装備するなどして、機能も充実させた。
フロントアッパーグリルをスモーク塗装とメッキ加飾し、フロントロアグリルをドットパターン(メッキ加飾)とし、Bi-Beam LED+LEDクリアランスランプ(ブラックエクステション)のヘッドランプや16インチのタイヤ&アルミホイール(4WDは15インチ)を特別装備している。インテリアでは、ファブリックと合成皮革コンビネーションのシート表皮にホワイトステッチを施したスポーツシートを設定。合成皮革のセンターコンソールボックスとシートにホワイトのステッチを施す。ステアリングとシフトノブはピアノブラック加飾の本革巻きとし、ステアリングにはさらにホワイトステッチを施した。また、サイドレジスターベゼルやインサイドドアハンドルベゼル、パワーウインドゥスイッチベースにピアノブラック加えた。
特別仕様車の価格はフィールダー「HYBRID G“+Red(プラスレッド)”」が241万3309円、アクシオ「HYBRID G“W×B(ダブルバイビー)”」が238万3855円ほかとなる。(編集担当:吉田恒)