MMDLaboとキングソフトは共同で「営業パーソンのスマートフォン利用、名刺管理に関する調査」を実施致した。この調査は、20歳~59歳の営業に従事している男女1,089人を対象に行われた。
20歳~59歳の営業に従事している男女を対象に、仕事でスマートフォン利用しているかを聞いたところ、43.8%が「個人所有のスマートフォンを利用している」と回答し、次いで「仕事でスマートフォンを使用しない」が36.0%で続いた。会社で支給されたスマートフォンの利用割合は18.0%だった。
次に名刺交換をすることがあると回答した営業パーソンを対象に、名刺管理方法について最も活用している方法を聞いたところ、「名刺ファイルやホルダー管理などのアナログ管理」をしているとの回答が最も高く、55.0%。次いで、「スマートフォンアプリで管理」が13.7%だった。名刺管理方法をアナログ管理派とアプリ、クラウドなどのデジタル管理派の2つに分けると、アナログ管理派が55.6%、デジタル管理が21.5%だった。また、特に管理していない割合も約2割いた。
何らかの方法で名刺管理をしていると回答した営業パーソンを対象に、現在の名刺管理方法についての満足度を聞いたところ、全体の満足度は「とても満足している」「やや満足している」を合わせ、37.9%が満足していると回答した。
これを名刺デジタル管理派とアナログ管理派に分けて見てみると、名刺デジタル管理派の満足度は6割に対し、アナログ管理派は3割だった。
名刺デジタル管理派を対象に、デジタル管理をしたことでの導入効果を複数回答形式で聞いたところ、「名刺情報を探す時間を短縮できた」が最も高く38.9%、次いで「名刺管理の手間が省けた」が38.4%、「外出先で名刺情報を確認できる」が33.0%となり、時間を効率的に使えるといった回答が上位となった。その他、顧客開拓ができた、売上があがったなど、業績に直結したという回答もあった。
たかが名刺かもしれないが、されど名刺でもある。昔も今もその重要性は変わらない。(編集担当:久保田雄城)