岸田文雄外務大臣は南スーダンの治安情勢の悪化を受けて「首都ジュバ市の危険情報を「レベル3・渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」から「レベル4・退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」に引き上げた。これにより南スーダン全土の危険情報がレベル4(退避勧告)となった」と発表した。
岸田外務大臣は「最新の情勢を注視しつつ、邦人の安全確保に万全を期していく」とした。また岸田外務大臣は記者団の問いに答え「現地にいる邦人は自衛隊施設部隊約350人のほか大使館関係者、JICA等の南スーダン復興支援のために滞在している経済協力関係者合わせて約80人がいる」とした。
また「在留邦人は7日中に在南スーダン日本国大使館からジュバ市内の在留邦人約70人全員の安全を確認した。大使館から国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣されている自衛隊施設隊に連絡を取り、異状がないことも確認した。その後も同館から随時、在留邦人に連絡を取っており、全員の無事を確認している」と語った。(編集担当:森高龍二)