国土交通省によると、3月の住宅着工戸数は6万6597戸と前年同月に比べ5%増加した。
同省では「分譲マンションの着工が大幅に増加したことなどを背景に、総戸数が2ヶ月連続して前年同月を上回るなど、持ち直しの動きがみられる」としている。
それによると、持ち家については前年同月比で2.3%の減少となったものの、貸家は7.8%の増、分譲マンションは20.4%の大幅増になっていた。
今後について、同省では住宅着工に持ち直しの動きがみられるものの「雇用や所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況など、引き続き慎重に見極める必要がある」として、慎重な見方をしている。(編集担当:森高龍二)