国土交通省は10日、中国地方整備局や四国地方整備局、中部地方整備局のヘリコプターに搭載されている画像伝送装置の機器を更新するのに伴い、廃棄処理されていたはずの画像伝送装置がオークションに流出し、落札されていたと発表した。
三菱電機の孫請けの廃棄物処理業者が破砕処理を請け負ったものの、実際には破砕せず、当該カメラ装置がオークションに出品、売却したうえ、虚偽の廃棄処理報告を行っていたという。
国土交通省は各地方整備局が三菱電機に対し、オークションへの出品に至った詳細な経緯の把握と当該カメラ装置の早急な回収、適切な廃棄処理の実施を改めて指示し、経過報告を受けるとしている。(編集担当:森高龍二)