蓮舫氏の事実に基づく質問力は政界随一と前総理

2016年09月16日 08:18

 党最高顧問の野田佳彦前総理は15日、民進党の新代表に選ばれた蓮舫参院議員が、安倍晋三総理と党首討論するのが楽しみだと、この日のブログに書き込んだ。

野田前総理は「蓮舫参院議員の資料を丹念に読み込み、現地、現場に足を運んで掴み取ったファクト(事実)に基づく質問力は、政界随一でしょう」と高く評した。

 そのうえで「まだ(蓮舫参院議員は)48歳。率直に言って、粗削りな面もある。当面は、足らざる所は皆で補っていかなければなりません」と全員で支えていこうと発信した。

また、蓮舫参院議員について「一見すると鼻っ柱が強そうに見えますが、意外と素直な人柄。適切な表現ではないかもしれませんが、竹を割ったような『男前』の性格。だから、たっぷり伸びしろがあると思う」と表現。

「党のリーダーとして、近い将来には日本のリーダーとして、着実に成長していくでしょう。私も縁の下からしっかりと下支えする決意です」と蓮舫参院議員の代表選立候補時から支持表明していた大物は、静かに、全力でバックアップする思いを書き込んだ。

蓮舫代表は15日夜のNHK番組で、政権政党を目指す政党党首には衆院議員の方が良いといわれる中、総選挙があれば衆院議員への鞍替えを図ることに意欲を見せた。(編集担当:森高龍二)