民進党は15日開いた臨時党大会で代表選挙を実施し、蓮舫参院議員を代表に選んだ。蓮舫代表は記者会見で「民進党を政権選択して頂ける政党にしていく」とした。
また、民進党を一言でいうと「新世代の民進党」と表現。蓮舫代表は代表選期間中、新世代の民進党をつくる3つの柱として「既得権や癒着と闘う改革政党として、対案を提示し、政権担当能力を示す」「政務調査会とは別に、政策分野ごとの調査会を設置し、政権政策を再構築・深化させる」などをあげていた。蓮舫代表は「全員野球でしっかり前に進めていきたい』と語った。
また信頼回復と政党への支持率アップについて「信頼をひとつずつ積み重ねていく」と語った。「信頼がなければ支持率にはつながらない。時間をかけ、信頼される政党にしていきたい。当面、政府提出の補正予算に対し、精査し、このお金の使い方で良いのか、選択肢を示せる論議をしたい」とした。
憲法議論については「憲法審査会を昨年から止めているのは与党であり、審査会が開かれれば、立法府の一員としてしっかり参加していく。ただ、早急過ぎる論点整理などには慎重に対応していかなければならない」とした。
また、いわゆる「共謀罪」については「どういう法案を政府が提出してくるのか、その中身を確認しなければいけない。党法務委員会を中心に、どういう形で臨んでいくのか議論したい」と政府案を見てからの対応だとした。(編集担当:森高龍二)