手当を不正受給の職員を懲戒処分に NHK

2016年09月17日 09:11

 NHKは16日、勤務実態がないのに1年以上、休日出勤などの申請を繰り返し、不正な勤務処理で約26万円を不正に受け取っていたとして東京本部の30代男性職員を「停職3カ月」の懲戒処分にすると発表した。男性職員の当時の上司については16日「譴責(けんせき)処分」にした。

 NHKの発表によると、男性職員は昨年3月から今年6月までの期間に休日出勤したとするなどし、不正に手当を受けていた。「勤務態度にも問題があり、改善が見られなかった」としている。処分の発令は今月23日の予定という。

 不正受給にNHKは「視聴者の皆様に深くお詫びいたします。再発防止に向け、職員に対するコンプライアンス意識の徹底を図ってまいります」とのコメントを発表した。(編集担当:森高龍二)