藤村修官房長官は18日午後の記者会見で、野田佳彦総理の公式訪米について「安全保障、経済、文化、人的交流を中心に日米同盟の一層の深化、発展をさせるべくオバマ大統領と包括的に議論することになる」と語った。
藤村官房長官は「TPPとか、そういったことが今、遡上にのせるとかどうとか言うことはありません」と述べ、安全保障、経済、文化などにわたり包括的な議論はするが、TPPについて突っ込んだ意思表示など日本の姿勢を結論づけるようなところまでにはいかないとの認識を示した。
野田総理は今月29日から5月2日まで訪米する。政府はその間のどこかでオバマ大統領と首脳会談する方向で調整している。(編集担当:森高龍二)