最近ではクリスマスに匹敵するほど人々の関心が高くなっているハロウィーン。街中で仮装した若者をよく見かけるようになった。しかしどうやら男性より女性の関心度が高いらしい。楽天リサーチは、「ハロウィーンに関する調査」をインターネットで実施した。今回の調査は、10月7日から8日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行った。
まず、10月のイベントとして最も印象的なイベントを聞いたところ、「ハロウィーン」が21.9%で最も高く、「体育の日(17.5%)」、「運動会・体育祭(17.4%)」がそれに続いた。「ハロウィーン」という項目を性年代でみたところでは、20代(37.6%)、30代(33.2%)が他の年代と比較して高く、女性が男性に16.6ポイントの差をつけて高かった。
「ハロウィーン」がどういったイベントなのかを知っているかという点を聞いたところ、「なんとなく知っている(65.8%)」が最も高く、「知っている(「正確に知っている」、「なんとなく知っている」)」は82.8%、「知らない(「ほとんど知らない」、「全く知らない」)」は17.2%と、ハロウィーンというイベントの認知度の高さを表す結果となった。
ハロウィーンのイメージについて聞いたところでは、「カボチャ(65.3%)」、「海外のイベント(60.8%)」、「仮装・コスプレ(56.0%)」という順となった。年代別で見たところ、20代の3割以上(34.4%)が「若者のイベント」と回答し、30代の4割(40.7%)が「子どものイベント」と考えており、20代と30代の間に特徴的な違いがあった。
今年のハロウィーンに実施することについて聞いたところ、「特に何もする予定はない」が75.6%と大多数となっており、ハロウィーンイベントの認知度は高いものの、実際に何かするということは根付いていないことがわかった。実施すると回答した中では「カボチャ料理(お菓子なども含む)を作る(6.9%)」と「自宅にハロウィーンの装飾(小物を置く、ウォールステッカーを貼るなど)を行なう(6.8%)」が僅差で1位2位となっており、「自分以外(子どもなど)を仮装させる(5.8%)」がそれに続く結果となった。また、昨年実施の内容についても、ほぼ今年の予定と変化が見られなかった。
前問で「仮装する」と回答した人に、仮装グッズをどこで購入する(した)かを聞いたところ、約半数が「100円ショップ(48.3%)」という回答となった。その他「オンラインストア(27.6%)」や「手作りで準備する(18.4%)」が続いた。
イベントに参加すると回答した人に、イベントに参加したことをツイッターやフェイスブックなどのSNSにアップする予定かを聞いたところ、「アップする(「絶対にアップする」、「おそらくアップする」、「気が向いたらアップする」)」は44.4%という結果となった。20代では、約6割(57.7%)がアップすると回答した。
今年仮装するとしたら自分自身は何に仮装したいかを全員に聞いたところ、「何があっても仮装したくない(52.4%)」が約半数となったが、それ以外では「魔女・魔法使い(18.2%)」が最も高く、続いて「ゾンビ・吸血鬼(6.9%)」、「お化け(6.4%)」という順となった。(編集担当:慶尾六郎)