原発は氷河期のマンモスのよう

2016年11月08日 11:09

 菅直人元総理が「原発は氷河期のマンモスのようだ。牙が大きくなりすぎて滅亡する運命だ」と電気自動車にバーチャル発電所の役割を持たせることができるところからも、脱原発をアピールした。

 菅元総理は「水素燃料電池車がリチウム電池を搭載した電気自動車を凌駕するかと思っていたが、必ずしもそうではなさそうだ」とブログに書き込み、その理由について、簡潔に2点をあげた。

 菅元総理は「電池の性能が高まり、一度の充電で300キロ以上の走行距離が可能になりつつあること」。もう一つは「IoTと呼ばれる動きだ」とし「自動車を含め、すべてのものがインターネットにつながる社会の到来で、最近、比較的小型の電池を備えた個人の家庭をつないで、バーチャル発電所という事業がドイツで始まっているという話を聞いた。電気自動車をその電池として使えば、自動車として使用していない時にはバーチャル発電所の役割が果たせる」と水素燃料電池車とは違う使い方も電気自動車には期待でき、一方で、脱原発の社会へ加速していけると期待している。(編集担当:森高龍二)