「新梅田エリア」に、全戸に燃料電池を搭載した次世代タワーマンション

2016年11月12日 20:43

積水-1

抜群の利便性と恵まれた住環境、さらに最新のエネファームを全戸に搭載した次世代マンション「グランドメゾン新梅田タワー」。

 大阪駅北側の「うめきた2期プロジェクト」開発地を臨む西側の「新梅田エリア」に積水ハウスが事業主となり、竹中工務店が施工を担当する新しいコンセプトの超高層分譲タワーマンション「グランドメゾン新梅田タワー」の建設が発表されて、早くも注目を集めている。

 積水ハウスはこれまで、梅田のランドマークともいえる「梅田スカイビル」や、同ビルやウェスティンホテルなどからなる複合都市「新梅田シティ」などを手掛けており、梅田エリアを盛り上げてきた立役者の一人。とくに梅田スカイビルには海外からの旅行者にも人気で、来場者は今年すでに130万人を超え、過去最高を更新する勢いを見せている。

 今回、建設が発表された「グランドメゾン新梅田タワー」は、大阪駅や新駅まで徒歩圏内という好立地だけでなく、向かいには「ザ・シンフォニーホール」や、近隣に上福島北公園があるなど、都心でありながら静かな環境と緑に恵まれた土地に建つ、地上39階の超高層タワーマンションだ。

 同マンションの魅力は恵まれた住環境だけではない。タワーマンションでは世界で初めて、全戸に家庭用燃料電池「エネファームtype S」を搭載していることも大きな目玉だ。

 「エネファームtype S」は、大阪ガスとアイシン精機、京セラ及びトヨタ自動車がそれぞれに開発した技術を結集して商品化されたもので、世界最高の発電効率52%を達成。さらに発電ユニットに貯湯タンクを内蔵し、通常のガス給湯器に接続する仕組みを採用したことで世界最小の機器本体サイズを実現している。これにより、ベランダなどのスペースに制約のあるタワーマンションでも設置が容易となった。さらに、「グランドメゾン新梅田タワー」では、発電した電力の余剰分を大阪ガスに売電できる。また、自立運転機能が備わっているため、停電時などでもガスさえ通っていれば自動で系統電力から切り離し、自家発電で700Wの非常電源が確保できるので安心だ。最近は燃料電池自動車も話題だが、家庭用燃料電池は、日本の温暖化対策における家庭部門のCO2排出量削減に役立つものとして期待されている機器だ。「グランドメゾン新梅田タワー」は11月12日(金)よりマンションギャラリーが一般公開され、2017年1月末から販売が予定されている。最先端の環境技術と利便性、都心でありながら豊かな緑に包まれた住環境。積水ハウスのタワーマンションだけでなく、「新梅田エリア」周辺は、世帯増に伴い、様々な店舗も増えてきており、魅力が加速している状況だ。2013年4月に大阪駅北側にグランフロント大阪が開業して以来、「うめきた」エリアには2年間で延べ1億人もの人々が訪れている。また、大阪ステーションシティのリニューアルなども相まって、大阪の玄関口として大きな賑わいを見せている。2022年度にはJR東海道線支線の新駅「うめきた新駅」(仮称)も開業し、26年頃には「うめきた2期プロジェクト」全体の整備完了が予定され、さらに発展が期待されるエリアと言えるだろう。(編集担当:藤原伊織)