農林水産省は食品産業の将来ビジョンを31日までに策定した。官民あげて、食品関連産業全体の市場規模(国内生産額)拡大をめざし、2020年までに、2009年(96兆円)に比べ25%増の120兆円規模をめざす。
また、6次産業の市場規模では、2010年(直接販売で6000億円、加工促進などで3000億円、輸出促進で5000億円)の規模を2020年までに10兆円市場に拡大することをめざす。
あわせて、農林水産物や食品の輸出額を2011年(4513億円)に比べ、2020年までに倍増させ、1兆円水準に拡大する。
また、6兆円規模の新事業創出を図り、新たに30万人の雇用創出に結びつけていくことなどを目標にあげた。(編集担当:福角忠夫)