民進党の蓮舫代表は4日の記者会見で「民進党として、今年は決める政策を一つずつ前に出していく、攻める年にしたい」と語り、エネルギー政策や女性政策、少子化対策、経済政策など、それぞれの政策を国民の前に示し、自公政権と違うところを出すことで、民進党への支持を広げていきたい旨を語った。
またアベノミクスについて記者団に問われ「4年経ってアベノミクスはそろそろ立ち止まるべき。負の側面の方が目立っているのは、特に東京以外に行けば行くほど、国民の皆さま方の声を聞けば聞くほど痛切に思うところがある」と答えた。
蓮舫代表は「金融政策、公共事業に大きく依存した財政出動ではなく、地味かもしれないが『人にしっかり投資をする税の再分配』、『働く人の安心・安全』、『人が豊かに生きていける政策』に変えた方が、緩やかな流れかもしれないが、確実にこの国は成長すると思っている」とし「ここが総理と大きく見解の違うところであり、国民の皆さまに見ていただき、選んでいただける政策を掲げている」とアピールした。
記者会見に同席の岡田克也前代表は「総選挙で政権交代の足掛かりをつくりたい」と語った。(編集担当:森高龍二)