菅義偉官房長官は11日、米国・オバマ大統領の8年間について日米関係に関する感想を記者団に求められ「安倍政権が発足し、オバマ大統領との間で4年間が経過したが、この間の日米関係はかつてない盤石なものにすることができた」と語った。
菅官房長官は「特に、安倍総理が米国上院・下院合同会議での演説をし、防衛協力のための日米ガイドラインの改定など、歴史的な成果をあげた」とした。
次いで、「オバマ大統領の歴史的な広島訪問、日米が希望の同盟として揺るぎない関係を示すひとつの象徴になった」と語った。
また、「安倍総理がオバマ大統領と共に真珠湾を訪れ、アリゾナ記念館で慰霊を行い、ステートメントを行った。そういう意味で、こうした歴史的な積み重ねに基づいて日米関係を発展させて行かなければいけないという思いは、今月20日に、新たなトランプ政権が発足するが、日米で共有していきたいし、共有できると確信している」と述べた。(編集担当:森高龍二)