昨年12月15日に発表して受注を受け付けていたマツダの新型クロスオーバーSUV「CX-5」の予約受注が好調のようだ。
2月2日に発売・納車が始まった新型マツダ CX-5の予約受注台数は、発売前の12月15日の予約開始から1月31日までの約1カ月半で9055台の受注となったという。新型「CX-5」の月間販売計画台数は2400台だった。
「CX-5」は、マツダの新世代商品の第1弾として「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を全面的に採用し、2012年2月に初代モデルを発表、クリーンディーゼル搭載車をはじめ稿表裏に市場に受け容れられた。
今回、新世代商品群として初めてフルモデルチェンジを受けた新型「CX-5」は、ドライバーだけでなく同乗者も含めた「すべての同乗者を笑顔にするSUV」をキーワードに、マツダのデザインと先進技術、安全性能のすべてを磨き上げ、「走る歓び」を大きく深化させたクロスオーバーSUVだと説明してきた。
今回の新型におけるグレード別の予約受注構成比は、本革シートを採用し、上質さを際立たせた「L Package」が49%、先進の安全装備を充実させた「PROACTIVE」が47%だ。
彩度や深みを増し、「魂動デザイン」の造形を質感高く際立たせた新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」のボディカラーが人気を集め31%、次いで「機械の持つ精緻な美しさの追求」をテーマに、リアルな金属質感を実現した「マシーングレープレミアムメタリック」の車体色が17%となっている。
グローバルなSUVブームに乗って販売を伸長させた初代を受け継ぐ、新型「CX-5」で提案した「洗練された力強さ」を表現したデザインや質感、安全性が高く評価された恰好といえそうだ。(編集担当:吉田恒)