厚生労働省はがん対策や生活習慣病予防を推進するため、4月1日付けで同省健康局に「がん対策・健康増進課」を設置すると16日発表した。50人体制で対応する。
厚生労働省では現在、健康局総務課に設置しているがん対策推進室や生活習慣病対策室、地域保健室、保健指導室を再編し、新たな課にすることで、がん対策などの取り組み体制を確立したいとしている。
厚生労働省によると日本人の死因の1位はがんで、年間30万人以上ががんにより命を落としている。このため、がん検診率を高め、がんの早期発見につとめるとともに、食生活など生活習慣からの予防などを推進していくことが求められている。(編集担当:福角忠夫)