安倍晋三総理は15日、新宿御苑で催した「桜を見る会」であいさつし「今日は公明党の山口那津男代表も来ておられますが、自民党・公明党の連立政権は風雪に耐えた政権でございます」と語り「特に、今年の前半は本当に風雪に耐えているなあと、この観を強くしてきた」と語った。
南スーダンPKO活動にあたる現地からの日報をめぐる問題はじめ、自身の妻やその総理夫人付き秘書(公務員)の言動も追及されている学校法人森友学園への国有地払い下げ問題や小学校開校への条件付き認可妥当をめぐる問題、テロ等準備罪創設に関する金田勝年法務大臣の国会答弁など、総理にとって厳しい状況が続いている。
安倍総理は「常に困難はあります。しかし、みんなで協力して頑張っていけば今日のこの日のように桜を見ることができるんだろうと思います」と課題はクリアできるとの自信をうかがわせた。(編集担当:森高龍二)