レクサスから、マイナーチェンジした新型コンパクトハッチバック「LEXUS CT」のデザインを世界初公開した。
LEXUS CTは、ダイナミックかつスポーティなスタイルをもつレクサスブランドでもっとも小型のプレミアムコンパクト車。優れた環境性能や快適性を実現したハイブリッド専用車として、好評を博してきた。言ってみれば、「LEXUS GS」や「LEXUS RX」に乗っているお父さんの奥様やお嬢様の“お・クルマ”といったポジションで、けっこう売れているモデルだ。
今回、発表された新型CTでは、LEXUS独自のデザイン要素をさらに洗練させ、個性的なデザインを一層進化させた。
上質かつアグレッシブな印象を与える新規造形のメッシュを持つスピンドルグリルや、ヘッドランプ上部に配置されたアローヘッド形状のクリアランスランプなど、精悍な表情が際立つエクステリアを実現したのが特徴だ。
ボディ寸法に大きな変化はないようだ。現状の全長×全幅×全高4350×1765×1450-1460mmから大きく変化はしないだろう。全長のわりに長めのホイールベース2600mmが、従来から乗り心地の良さにつながっていた。
発表資料では、パワートレーンについての言及はない。が、これも大きな変更はなさそうだ。
インテリアは、シート表皮にオーナメントパネルとの一体感を感じさせる2トーンカラーを採用したほか、ナビゲーションディスプレイを10.3インチに大型化し、利便性も高めている。
いちばん大きな改良ポイントは、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を新たに採用し、安全運転支援の強化を図ったことだろう。新型CTの日本での発売は、2017年秋を予定している。(編集担当:吉田恒)