経済最優先で結果出していく 菅長官ブログ発信

2017年08月21日 08:03

 第3次安倍第3次改造内閣発足時、今回の内閣は「仕事人内閣」と銘打ち、森友学園問題、加計学園疑惑、防衛省「南スーダンPKO活動」での日報問題などで、政治不信を招いている状態に「結果を出し、信頼回復に努めていく」とする安倍内閣の要、菅義偉官房長官は自身のブログで、19日、これまでのアベノミクスによる成果をアピールした。

 そのうえで「アベノミクスによる『経済の好循環』、一億総活躍社会が目指す『成長と分配の好循環』を実現させるために、新しく発足した『仕事人内閣』を挙げて、経済最優先で結果を出してまいります」と発信した。

 菅官房長官は「今週、4-6月期のGDP速報値が発表された。実質成長率(年率)4.0%増は2015年1-3月期以来の高い伸び。6四半期連続プラスは11年振りのこと」と伝えるとともに「名目GDPは545兆円となり過去最高水準を更新。安倍政権発足時の493兆円から52兆円、1割増加したことになる」と成果を記載した。

 菅官房長官は「強い経済は国力の源であり、強い経済によって税収が増え、社会保障を充実させることができる。アベノミクスによって、税収は国と地方合わせて22兆円増え、初めて100兆円を超える見込み。年金積立金運用益も約46兆円に達し、苦境にあえいでいた企業年金にも約29兆円の運用益が出るなど、 国民の皆様の老後を支える年金にも貢献している」と強調している。(編集担当:森高龍二)