保身の為の「アベノタメノ解散・敵前逃亡解散」

2017年09月20日 05:55

自由党の小沢一郎代表は19日のツイッターに「アベノミクス」に引っ掛け「アベノタメノ解散」と28日の臨時国会召集日に衆院解散・総選挙を計画する安倍晋三総理と政府、与党を酷評した。

 小沢代表は国民の多くが感じているように、多額の選挙費用を投じて国民の審判をすぐに仰ぐ必要のあるような国論二分の議論がない中での解散に「大義など初めからあるわけがない」と指摘。

 そのうえで森友学園への国有地払い下げに伴う8億円値引き疑惑での会計検査院の「10月末の検査結果が出る前に」、「検察捜査や森友の音声データで自分達の大ウソがばれる前に、とにかく解散しちゃえ!と。国会審議を避けるためだけの『敵前逃亡解散』であり、一部報道の通り、総理による権力の私物化を象徴する『アベノタメノ解散』である」と指摘した。

 小沢代表は前日「(安倍総理は)『こんな人たちに負けるわけにはいかないんです!』と秋葉原では飽きたらず、今度は全国の街頭でそう絶叫するつもりだろうか。国の安全保障をほったらかして、安倍総理個人とお友達の保身のためだけの姑息で卑劣な隠蔽解散により『おぞましい国』が完成するかどうかは、正に国民の判断にかかっている」とも発信している。(編集担当:森高龍二)