「帰国後判断したい」衆院解散総選挙に安倍総理

2017年09月19日 06:29

 安倍晋三総理は18日、国連総会へ出席のため米国訪問の出発前、羽田空港で会見し、衆院解散・総選挙について「一々お答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、帰国後に判断したいと考えています」と解散の可能性を色濃く示唆した。

 野党からは国会での森友、加計問題追及からの逃げ解散、大義がない、北朝鮮問題など国会で議論すべき事案が多い中、この時期の解散は身勝手、疑惑隠し解散、などなど批判が相次いであがっている。ただ、選挙があれば「政治を変える絶好の機会」と歓迎する声もでている。

 一方、国連総会での演説について、安倍総理は「世界の平和を脅かす北朝鮮の危険な度重なる挑発に対し、今こそ国際社会の団結が問われているということをしっかり訴えていきたい。北朝鮮に政策を変えさせなければならない」とアピールした。

 また「国連総会のタイミングをいかして日米首脳会談、日米韓の首脳会談を行い、北朝鮮問題についてもしっかりと議論し、強い結束の下、緊密な連携を確認したい」とした。

 また「できる限り多くの首脳と話し合い、北朝鮮に対し、国際社会の連携をより強固なものにしていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)