民進党の前原誠司代表は臨時国会冒頭での解散を含め、今臨時国会での衆院解散・総選挙が言われていることに、17日午後「学校法人森友学園問題の会計検査院発表や学校法人加計学園問題の設置審(獣医学部設置認可申請を審査する文部科学省の大学設置・学校法人審議会)が10月に行われることから、国会追及を逃げるため、北朝鮮状況などを全く度外視して自己保身するもの」とこの時期に解散するのは自己保身のためのものと指摘した。
前原代表は「北朝鮮が核実験を行い、日本上空を通過するミサイルを先日も撃ち、Jアラートも発出している状況で、本気で政治空白をつくるつもりなのか、驚きを禁じ得ない」とも語った。
前原代表は、そのうえで「自己保身解散であって、自分勝手にやる解散だが、(解散すれば)しっかり受けて立つ。国民の意思はどこにあるかということを見せつけなければならない」とした。
この日、予定していた社民、自由との3党党首会談を取りやめた理由については党一会派の相談だったが、臨時国会冒頭解散もささやかれているので、一端、取り止めたとした。(編集担当:森高龍二)