社会民主党の吉田忠智党首は２３日、枝野幸男元官房長官率いる立憲民主党が野党第１党になったことに「国会運営や憲法審査会での議論で、野党代表として議論を進めてもらううえで良かった」と立ち位置が明確になっている政党だけに期待できるとの認識を示した。
また「立憲民主党を軸に、日本共産党とも協力しながら、安倍政権に対する国民の疑念については、ひるまず国会の場で追及していく」考えも示した。
一方、安倍晋三総理は国有地払い下げでの８億円値引き問題や総理自らが議長を務める国家戦略特区会議で加計学園に獣医学部新設を決めた経緯を含め、国会で丁寧に説明してきているとしたうえで、２３日の自民党本部での自民党総裁としての記者会見でも「今後も求められれば、丁寧に説明をしていく」とした。（編集担当：森高龍二）
