立憲民主党は特別国会で学校法人加計学園獣医学部新設を巡る国家戦略特区での許可に至る経緯など官邸が関与した疑惑について、解明していく姿勢だ。
党の森友・加計学園問題プロジェクトチーム準備会の初会合を6日に開き、福山哲郎幹事長、辻元清美国対委員長ら17議員が参加し、座長の逢坂誠二衆院議員は「森友・加計学園問題のポイントは2つ『行政の私物化』と『行政情報の隠ぺい』だ」とし「いずれも民主主義の根幹にかかわる問題。しっかり解明していかなければならない」とあいさつした。
6日の会合では文科省からヒアリングしたが、文科省側は、大学設置審は内規により最終公表までの間、審議内容から各種会議開催の有無まで明らかにできないとして、進展はなかった。
立憲民主党は「他の野党とも連携し、国会で速やかに委員会を開くよう与党側に求めていく方針」としている。(編集担当:森高龍二)