マツダは、同社の2座オープンスポーツの「ロードスター」とリトラクタブルハードトップモデル「ロードスターRF」をマイナーチェンジした。同時に、ソフトトップ仕様の「ロードスター」に特別仕様車「RED TOP」を設定して発売する。
今回の商品改良では、新色のボディカラーを3色採用し、ボディカラーのバリエーションを拡大し、モデル選択の楽しさを広げている。追加した新色は、ソウルレッドクリスタルメタリック、スノーフレイクホワイトパールマイカ、エターナルブルーマイカの3色だ。
また、ロードスターの普遍的な価値である「人馬一体」の走りをさらに磨き上げるために、リアサスペンションと電動パワーステアリングの制御に綿密なチューニングを施し、よりしなやかで上質な走りへと進化させた。
さらに先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」のアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を導入した。
また、快適装備として、ファブリックシート仕様車にシートヒーターを設定した。ソフトトップS Special Packageにメーカーセットオプションとして設定、RF-Sに標準装備とした。
特別仕様車「RED TOP」では、ダークチェリー色のソフトトップやオーバーン(赤褐色)のナッパレザーシートのインテリアを採用し、これまでのロードスターとは、ひと味違う個性的なカラーコーディネーションが可能となった。特別仕様車「RED TOP」の価格は、304.56万円(6速マニュアル)、315.36万円(6速オートマティック)。
マツダ・ロードスターは、1989年の初代発売以来、累計生産台数100万台を突破したマツダのブランドアイコンだ。2015年に発売した4代目ロードスターは、デザイン、徹底した軽量化、そしてロードスターならではの「人馬一体」の走りによって、2016年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、およびワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞。高い評価を得たモデルである。(編集担当:吉田恒)