疑惑や疑問を残したまま林芳正文部科学大臣が認可した学校法人加計学園経営の岡山理科大への「獣医学部設置」問題を議論する衆院文部科学委員会が15日、開かれる。林大臣が疑惑や疑問にどこまで説明するか注視しなければならない。
委員会を巡っては質問時間に与党が1対1を主張し、質問時間も3時間などとしたことから、社民は1分、維新は7分、共産と無所属は8分、希望32分、立憲34分の時間配分しかなく、加計問題を追求してきた野党封じとしか見えない提案だった。
このため、14日の委員会は開くことができず、再度協議の結果、質問時間配分について、今回の合意を前例にしないことを与野党で確認のうえ「与党1対野党2」の配分とし、質問時間は4時間。与党が80分、野党が160分となった。(編集担当:森高龍二)