CIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)が、2018年3月1日から4日まで開催する総合カメラ映像ショー「CP+2018」(シーピープラス)の開催概要を、横浜市が共催するイベント「フォト・ヨコハマ2018」と合同会見で発表した。開催会場は横浜市のパシフィコ横浜と大さん橋ホール。
「CP+2018」は、「日本カメラショー」から連綿と続く50年超の歴史を持った世界をリードする総合カメラショー・イベントだ。「CP+」とイベント名を改称し、会場を横浜に移して9年目を迎える。
昨年は、23機種にのぼるワールドプレミアが発信され、延べ6万6665人の入場者を記録した。
「CP+2018」では、日本を代表するカメラおよび関連産業の新製品展示はもちろん、今回は“カメラ女子ブーム”を意識した若い女性をターゲットとした新企画「Photo Weekend」や、大さん橋ホールで開催するコミュニティスペース「PHOTO HARBOUR」などの新企画を盛り込んでいる。
若い女性や家族連れから、プロの写真家にまで、最新のフォトイメージングのための新製品と魅力を紹介する。
現時点での出展社・団体数は128社、出展小間数は1123小間。すでに前回の121社、1116小間を上回っている。来場者は前回を超える7万人を目指す。
なかでも、若い“カメラ女子”に向けた週末限定の新企画「Photo Weekend」は、ヨシダナギⅢをはじめとした人気写真家やゲストを迎えたステージや特別展示、ワークショップ、ビギナー写真講座などを開催する予定だ。
同会見で発表された横浜市共催のイベント「フォト・ヨコハマ2018」は、2018年1月~3月に、横浜市内の各所で開催される写真や映像に関するイベントの総称。こちらは今回で7回目となる。柏崎誠・横浜市副市長は「フォトジェニックな街、横浜を世界に発信していきたい」とコメントした。
「フォト・ヨコハマ2018」のコアイベントとして、日本写真保存センターが収集・保存している約30万点の写真原版から約100点を選出した写真展「後世に残したい写真」、アジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家・石内都氏の国内8年振りの大規模個展、ロバート・キャパ氏の発案で創設された国際的な写真家集団マグナム・フォトの特別展示「Smile&Smile」などが予定されている。(編集担当:吉田恒)