「Mazda VISION COUPE」、コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー受賞

2018年03月08日 18:14

Mazda Vision Coupe

Car Design News主催の「第11回 Car Design Night」において、「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「マツダ VISION COUPE(マツダ・ビジョン・クーペ)」

 マツダは、スイス・ジュネーブで3月8日〜18日に開催されている「第88回ジュネーブ国際モーターショー」に合わせて、3月6日に開催されたCar Design News主催の「第11回 Car Design Night」において、「Mazda VISION COUPE(マツダ・ビジョン・クーペ)」が「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。

 Car Design News とは1999年に設立され、世界中で購読されている自動車デザイナー向けの専門誌だ。また、Car Design Nightはジュネーブ国際モーターショーに合わせて開催される世界中の自動車デザイナー達が集まるイベントでもある。

 「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」賞は、世界各国の自動車メーカーの現役デザインディレクターを中心とする18名の審査員の投票によって選ばれ、その年でいちばん評価の高いコンセプトカーに贈られるアワード。

 VISION COUPE は、先月パリにて「最も美しいコンセプトカー」にも選出されており、今回が2度目の世界的な賞の受賞となる。

 マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田 育男(まえだ いくお)常務執行役員は、受賞に際して、「日本の美意識の本質を表現した VISION COUPE が世界トップの自動車デザイナーに賞賛され、パリに引き続きグローバルに名誉ある賞に選ばれたことは光栄の至りです。このコンセプトカーの美しさのエッセンスを、2019年からグローバルに導入予定の次世代商品に反映させていきます。これからのマツダに大いに御期待ください」と述べたという。

 VISION COUPE は、2017年に世界初公開されたマツダの次世代デザインビジョンモデル。生命感、ダイナミズムを表現したデザインテーマ「魂動(こどう)Soul of Motion」を、日本の美意識の本質を追求することでさらに深化させ、伸びやかでシンプルなワンモーションフォルムによって、よりエレガントで上質なスタイルを提案している。

 このVISION COUPEコンセプトが、今後のマツダスポーツのキーモデルとなることを期待したい。(編集担当:吉田恒)