立憲民主党の枝野幸男代表は22日、障がい者雇用率の水増し問題をめぐる閉会中審査に与党が消極的なのは理解できないとツイッター発信した。長期にわたって行われていた経緯からして与野党超えて「与野党対立の構造にすることなく、障がい者の皆さんの立場からの前向きな対応を進めるために、与党の積極的な対応を期待する」と呼びかけている。
枝野代表は「障がい者雇用率水増し問題は、今伝えられている限り、民主党政権だった2009年から2012年をはさんで、相当長期にわたる問題」とし「現在政権を担っている安倍政権に問題があるとして野党が批判的に追及するという構造ではない」ことを提起している。
枝野代表は「霞が関の行政官庁(その一部?)が、その時々の政権の政治部門(大臣、副大臣や与党等)も含めて、国民に対し、ごまかし・隠蔽をしていたかもしれないという疑惑ですから、与野党超え政治部門が協力・共同して真相究明・責任追及・再発防止に取り組むことが政治的に容易」な案件であるとし、閉会中審査を行うよう求めている。(編集担当:森高龍二)