VWのSUV「Tiguan」にクリーンディーゼル搭載モデル「TDI」追加

2018年08月31日 06:20

VW Tiguan TDI

VWのコンパクトSUV「Tiguan」にクリーンディーゼルエンジンを搭載した「Tiguan TDI 4MOTION」を追加、写真は特別限定車「R-line Black Style」、554.0万円

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、コンパクトの「Tiguan(ティグアン)」にクリーンディーゼル「TDI」エンジンを搭載した「Tiguan TDI 4MOTION」を全国のVW正規ディーラーで発売した。

 Tiguan TDI 4MOTIONは、「Confortline」「Highline」「R-line」の3グレード構成。導入に際し、最上級グレードの「R-line」をベースにエクステリアのクロームパーツやアルミホイールをブラックペイントに置き換え、上級装備を標準化した特別導入限定車「Tiguan TDI 4MOTION R-line Black Style」を450台の限定で発売する。なお、納車は10月より順次予定している。

 2リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジン「TDI」は、最高出力150ps(110kW)、最大トルク340Nmという優れたエンジン特性を誇り、7速DSGトランスミッション(2ペダル)を組み合わせ、ディーゼル車のメリットである力強い加速に加え、優れたランニングコスト(燃費性能)および低CO2輩出を実現している。

 排ガス後処理システムは酸化触媒、SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合している。こうした最新技術により、「Tiguan TDI」は、次世代自動車のひとつであるクリーンディーゼル車としてエコカー減税対象となっている。

 R-lineをベースにした導入特別限定車「R-line Black Style」は、ブラックにペイントされた専用エクステリア(フロントグリル中央、フロントバンパー、ドアミラーハウジング、ウインドフレーム、サイドストリップ、リヤスポイラー、リヤストラップ)、ブラックルーフレールに加え、専用の19インチアルミホイール(ブラック)を装着。クールでスタイリッシュなエクステリアを実現したモデルだ。

 なお、「Confortline」を除いた全車に、安全運転支援システムである「レーンキープアシストシステム/Lane Assist」「渋滞時追従支援システム/Traffic Assist」「レーンチェンジアシストシステム/Side Assist Plus」「リアトラフィックアラート/Rear Traffic Alert」が標準装備される。

 Tiguan TDIの価格は408.6万円から524.0万円。特別限定車の「R-line Black Style」は554.0万円。(編集担当:吉田恒)