マツダ、3列シートSUV「CX-8」をマイナーチェンジ、ガソリンエンジン車を追加

2018年10月30日 06:06

Mazda New CX-8

ガソリンエンジン2種を搭載するラインアップ拡大を図るマイナーチェンジを実施したマツダCX-8、写真はXD Lパッケージ

 マツダは、3列シートクロスオーバーSUV「マツダCX-8」を改良し、全国のマツダ販売店を通じて本日より予約受注を開始し、11月29日より発売する。

 CX-8は、「3列目シートにまで大人がきちんと座れる」パッケージングに、上質かつ洗練されたデザイン、日常の運転において街乗りから高速走行までドライバーの意図どおりに走り、すべての乗員が安心し、そして楽しめる快適性・静粛性を兼ね備えた、マツダ国内最上位の3列シートSUVだ。

 今回の商品改良では、先に発表した同社CX-5とほぼ同内容の改変が加えられた。パワーユニットに、豊かなトルクで長距離のクルージングを得意とする既存のクリーンディーゼルエンジンに加え、新たに2種類のガソリンエンジンを設定し、多様なニーズに応えるエンジンラインアップとした。

 2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」は、低速から中速、さらには高速域まで意のままに加速し、その手応えを感じ、さらに走りたくなるかのような、力強く上質な走りを実現した。

 また、自然吸気の2.5リッター直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」は、アクセル操作に正確に反応し、街乗りでの扱いやすさを追求した。

 豊富なシートレイアウトの選択肢とこれら3つのエンジンの組み合わせにより、ユーザーは自分のライフスタイルに最適な1台を選ぶ楽しさをも得られる。

 安定感ある走りを実現する「G-ベクタリング コントロール(GVC)」は、ハンドルを切った際の制御に加えハンドルを戻す際の制御を追加した「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」に進化、高速走行での車線変更時や滑りやすい路面での車両の挙動を安定させ安心感を高めた。

 安全運転支援装置の充実を図った。衝突回避軽減ブレーキに夜間時の歩行者認知機能を追加や、3列目シート周りの静粛性の向上を図り、乗員全員が安心して快適にドライブを楽しんでいただくための魅力を高めた。

 さらに、最上級仕様のL Packageでは、必要な情報を的確に瞬間に読みとれる7インチマルチスピードメーターの採用や、インテリア照明の色味・配光の変更等により質感も向上させた。

 CX-8は、2017年9月の発表から1年間で3万台を超える受注を獲得するなど、ミニバンに換わる「多人数乗車仕様の新たな選択肢」として若いファミリーをはじめとする顧客から支持されている。(編集担当:吉田恒)