辺野古に移設で普天間返還、海兵隊の移転が実現

2018年11月14日 06:19

 普天間基地の名護市辺野古への代替基地建設をめぐる政府と沖縄県との協議がスタートしたが、岩屋毅防衛大臣は「政府と沖縄県の相互理解について実りある成果が生まれることを期待したいというふうに思う」としながらも「防衛大臣として抑止力をこの地域に維持した上で沖縄の負担軽減を図らなければいけないというふうに思っているので、理解を頂けるよう努力していきたい」と辺野古への新基地建設方針にまったく変わりない姿勢をにじませている。

 岩屋防衛大臣は「普天間の固定化は絶対に避けなければいけないと思っている。また、抑止力の維持が大事。そのうえで沖縄の負担軽減を図らなければいけないと思っている」とした。

そのため「辺野古への移設を実現し、普天間の全面返還を成し遂げる。海兵隊の海外への移転を実現する。この目標に向かって努力をすることが沖縄の皆さんの気持ちに沿うことになるのではと思って最善の努力をしていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)