マツダは、「Los Angeles Auto Show」(ロサンゼルスオートショー/プレスデー:2018年11月27~29日、一般公開日:11月30日~12月9日))のプレスデー、11月27日に同社プレスカンファレンスで北米仕様の新型「Mazda3」(日本名:アクセラ)を世界初公開した。2019年初頭、まず北米から順次販売を開始し、グローバル販売する予定だ。
新型Mazda3は、日本の美意識の本質を体現することを目指して深化した「魂動デザイン」を採用。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションによって、これまで以上に力強く、味わい深い生命感をつくり込みました。
そのうえで、ハッチバックではエモーショナルさを、セダンではエレガンスさを追求し、「Mazda3」というひとつのネームプレートのもと、まったく異なるふたつの個性ができた。
また、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」や、幅広い走行シーンで意のままの加減速を可能にする、最新の3つのパワーユニット「SKYACTIV-X」「SKYACTIV-G」「SKYACTIV-D」を搭載。
人間を中心に設計するという思想に基づき、クルマとしての基本性能を飛躍的に向上させ、走る・曲がる・止まるという、クルマの動きが自然に感じられるように仕上げたという。
2003年のデビュー以来、累計販売台数が600万台を超えるMazda3は、マツダの「走る歓び」を世界中に届けるとともに、マツダの主要な生産拠点において生産の中核を担い、ブランドとビジネスの両面でマツダをけん引してきたグローバル戦略車だ。
カンファレンスで登壇したマツダの代表取締役社長兼CEOの丸本明氏によると、「この新型Mazda3からマツダの新世代商品が始まる。クルマを所有する価値を飛躍的に高めたこの新世代商品を通じ、ブランド価値をさらに引き上げていくことで、世界中のお客さまと強い絆で結ばれたブランドを目指す」としている。(編集担当:吉田恒)