太陽光発電システムの世界市場は2010年を100として、2030年には459.1と4.6倍近い市場になることが富士経済の調査で分かった。
それによると、2010年の市場は産業用で4兆2000億円、2011年には4兆6000億円となる見込みで2030年には17兆円規模(2010年を100として404.8)に拡大するとみている。
また、住宅用も2010年の市場は1兆5500億円だが、2011年には2兆1200億円に拡大する見込みで、2030年の予測では9兆4000億円と2010年を100として606.6と6倍に広がっているだろうとしている。
この結果、産業用、住宅用を合わせた世界市場は2010年では5兆7500億円、2011年では6兆7200億円となり、2030年には26兆4000億円と2010年を100として459.1になるとしている。(編集担当:福角忠夫)