32の参院選一人区候補者一本化へ調整急ぐ

2019年05月08日 06:16

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は7日の記者会見で夏の参院選挙に向けた野党共闘への取り組みについて「枝野幸男代表から各野党に党首会談をお願いし、幹事長同席のもと濃密な議論を行った」としたうえで「優先すべきは32の参院選一人区の候補者一本化に向けた調整だ」とした。

 福山幹事長は「水面下での調整も含め、かなり動きが出てきている」とし「なるべく早く形にできるようにしたい」と語った。

 また政府・与党が参院選を優位に展開しようと衆院とのダブル選挙を行う可能性も否定できないため、「衆院選候補者はまだまだ擁立が整っていない状況」だと認めながらも「(ダブルの)可能性も見据えて準備を加速しなければならない」と述べた。

 福山幹事長は「衆院選の候補者に関しては先日公募も行ったが、数多くの応募をいただいており、こちらも鋭意準備を進めている」と述べた。(編集担当:森高龍二)