再生可能エネルギー導入可能性調査費など計上

2011年12月21日 11:00

 農林水産省は今年度第4次補正予算の概算で1630億円を計上した。概算の柱は持続可能な力強い農業の実現に向けた支援費用のほか、農業の6次産業化・成長産業化、エネルギー生産への農山漁村の資源の活用促進、森林・林業の再生、水産業の再生、葉たばこ作付け転換緊急対策事業費などとなっている。

 具体策では耕作放棄地の再生利用緊急対策交付金として13億円、地域主導の再生可能エネルギー導入の可能性調査や国産バイオ燃料の生産拠点確立のための施設整備などの支援に28億円、木造公共建築物や木材加工流通施設の整備などに対する支援として71億円、葉たばこ作付け転換に必要な共同利用施設の整備への支援などに51億円を計上した。(編集担当:福角忠夫)