立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表は20日、衆参で会派を共にすることで合意した。政府与党に対応し、国会の監視機能を強化するには野党の統一会派を強くすることが必要だとして、立憲の枝野代表が今月5日に国民民主に会派入りを呼びかけていた。
合意では(1)衆院において国民民主は立憲民主の申し入れを受け入れ、会派を共にする。(2)衆議院での会派名は「立憲民主党・国民フォーラム」を中心に検討する。(3)参議院において、立憲民主は国民民主の意向を踏まえ、8月5日の申し入れに準じた内容で会派を共にする。(4)参議院での会派名は「立憲民主党・国民・希望の会」を中心に検討する。
(5)政府提出法案への対応や会派の意思決定手続き、運営方法などは会派運営協議会を設置し検討を始める。(6)国会の監視機能強化のため国会共闘に全力を注ぎ、それぞれが異なる政党であることを踏まえ、それぞれの立場に配慮しあうことを確認する。(7)それぞれがすでに提出している、8月5日の申し入れに記載された以外の議員立法の扱いについては、別途協議する、などで合意した。(編集担当:森高龍二)