70歳から74歳の医療費窓口2割負担に意欲 厚相

2011年12月19日 11:00

 小宮山洋子厚生労働大臣は18日のNHK日曜討論で、医療分野の歳出削減にかかわり、70歳から74歳までの高齢者の医療費窓口負担、2割負担について「来年度は見送ったが、再来年度にはきちっとやるべき」と語り、再来年度からの実施に向けて厚生労働省として取り組んでいく考えを明らかにした。

 現行では70歳から74歳までの高齢者が医療機関の窓口で払う患者負担は1割になっている。2割負担については民主党内でも抵抗が強く、実施について先送りされた。(編集担当:福角忠夫)