総理の野次は立法府の品位をけがすもの、志位氏

2019年11月10日 09:21

 国会での野党議員の質問に繰り返される安倍晋三総理の自席からの「野次」発言に、日本共産党の志位和夫委員長は8日「この問題の本質は、国会内の一般のヤジと違う」と指摘。「行政府の長が、立法府に憲法63条にもとづいて答弁を求められ出席した立場にもかかわらず、立法府の品位をけがし、質問権を妨害していることにある」と自身の立場を踏まえない重大問題とツイッターで発信した。

 志位委員長は「党派の違いを超えて、行政府による立法府への不当な侵害を許さないという立場での対応が必要だ」と立法府の立場で対応するべき問題だとしている。
 
 志位委員長は「国会の品位を傷つけ、質問権を侵害し、議事運営を妨害する。傲慢からか、無恥からか。いずれにせよ、これは議会制民主主義を危うくしている。これ以上看過できない。この一点でも首相の資格はない」と総理としての資質に欠けていると酷評した。

 安倍総理は直近、今井雅人衆院議員(無所属)の加計学園問題をめぐる6日の衆院予算委員会での質問に、文科省公表の文書について「あなたが作ったんじゃないの」と野次った、とされる。総理は今井議員から謝罪を求められ、陳謝した。(編集担当:森高龍二)