自民の政治利用、総理私物化疑惑払しょく程遠く

2019年11月22日 06:59

 公費で行う総理主催の「桜を見る会」や前日に安倍晋三後援会がニューオータニで催した「前夜祭(夕食会)」をめぐり、安倍総理の国会答弁や記者会見での説明が当初説明と変わったり、矛盾点、疑問点が新たに浮上するなどしていることから、立憲民主・国民民主・共産、社民の野党4党の幹事長、書記局長は衆参での予算委員会(集中審議)を改めて与党側に求めることを20日確認した。政治利用や私物化疑惑への払しょくには程遠くなっている。

 桜を見る会をめぐっては閣議で「私人」と確認されている安倍昭恵総理夫人も招待者を推薦していたことが明らかになってきている。大西証史内閣審議官は「安倍事務所で幅広く参加希望者を募るプロセスの中で夫人からの推薦もあったとのことだった」などと国会で明らかにした。私人の昭恵夫人が公人のように対応しているようにも見える。

 また、菅義偉官房長官は20日の衆院内閣委員会で今年の1万5000人の招待者内訳について、安倍総理の推薦枠が1000人、副総理・官房長官・官房副長官から計1000人程度、自民党関係者から約6000人と早い話、自民党関係で1万5000人のうち8000人近くが占めていたとみられる。(編集担当:森高龍二)