厚労省、新生活様式での「熱中症対策」示す

2020年06月24日 06:33

 厚労省は「新しい生活様式」のもとでの『熱中症対策』を呼び掛けている。(1)マスクの着用について、着用していない場合に比べ、心拍数、呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど負担がかかることがあるため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスクをはずすようにする。

 (2)マスク着用時には「強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を。周囲の人との距離を十分にとれる場所でマスクを一時的にはずして休憩をする」。

 (3)エアコン利用では一般的な家庭用エアコンは空気を循環させるだけで換気を行っていないため、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要がある。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をする。

 (4)涼しい場所への移動を。少しでも体調に異変を感じたら涼しい場所へ移動する。人数制限等で店舗等にすぐに入ることができない場合は屋外の日陰や風通しの良い場所に移動をする。

 (5)日ごろから毎朝など定時に体温測定、健康チェックを。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできるので、健康管理を充実できる。(編集担当:森高龍二)