自公政権に対峙の「合流新党」15日に結党

2020年09月03日 06:36

 自公政権に対峙できる選択肢を提供する立憲・国民など2党2グループによる「合流新党」の結党大会が今月15日に行われることが決まった。立憲民主党の枝野幸男代表は1日、党会合で「早ければ10月25日と言われている総選挙で政治状況を大きく転換させるように、ともに頑張っていきたい」と強く呼びかけた。合流新党の代表選出、党名決定選挙は7日告示、10日投開票で実施される。

 枝野代表は「安倍晋三総理の健康回復を祈りたい」としたうえで「自民党の新総裁が選ばれるプロセスと新しい政党のスタートがほぼ同時期になったのも、ある意味、必然性があるのかな、と思っている。しっかりと政権を担う塊(政党)が安倍政権退陣と同時にできたと言っていただけるような流れを半月で作っていかなければ」と強調した。

 福山哲郎幹事長も1日、記者団に「1年以内にある衆院解散・総選挙で政権交代を争うスタートが、この同時期の(自民党)総裁選挙と(合流新党の)代表選挙だと思っていただけるような選挙にしたい」と語った。(編集担当:森高龍二)