野田佳彦総理は2日の閣僚懇談会で行政刷新会議の提言型仕分けについて「多くの国民の前で取りまとめられた今回の提言はいずれも我が国の将来のために重要なものである」とするとともに「この提言を内閣としてしっかり受け止め、具体的な成果に結びつけていく必要がある」と各大臣に率先して成果をあげるよう協力を求めた。同日、藤村修官房長官が明らかにした。
それによると野田総理は「今回の提言をふまえ、24年度予算編成過程の中で歳出削減を推し進め、内閣が一体となって結論を得るとともに、政策・制度の所管府省において具体的に改革の検討を関係大臣が率先して進めて頂きたい」と指示したとしている。(編集担当:福角忠夫)