三菱自動車が東京モーターショーで世界初披露も含め計15台出品

2011年12月05日 11:00

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三菱自動車は東京モーターショーにて、走行する場合でも、駆動用バッテリーの電力を利用する場合でも、常に充電量を最適に制御する三菱自動車独自のEISを加えた統合システムを「MiEV ハウス」で紹介している。

 三菱自動車は、東京ビッグサイト(東京 有明・お台場地区)で開催されている第42回東京モーターショーで、同社が2011年度から3ヵ年の中期経営計画『JUMP2013』で示した商品戦略の2つの柱である”新興市場を中心とした世界戦略車”と”環境対応”を具現化した、世界戦略車の新コンパクトカー『MIRAGE(ミラージュ)』(参考出品車)、および環境対応SUVの『MITSUBISHI Concept PX-MiEVII』(参考出品車)を世界初披露している。

 また、本年12月に発売予定の軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』や、欧州や北米にも展開をはじめた新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』のほか、同社の最新の低燃費化技術である、新型MIVECエンジンとアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(AS&G)」を組み合わせて搭載したコンパクトSUV『RVR』や、クリーンディーゼルエンジン搭載の本格SUV「パジェロ』など計15台(プレスデーは12台)を出品する。

 さらに、低炭素社会の実現や、全国的な電力需給逼迫への対策として、家庭内におけるエネルギーを最適に使用し、住む人を快適にするためのHEMSに、走行時も含め車両状態を常時モニタリングし、走行する場合でも、駆動用バッテリーの電力を利用する場合でも、常に充電量を最適に制御する三菱自動車独自のEISを加えた統合システムを『MiEV ハウス』で紹介する。また、今年度内に実用化予定の、EV、PHEVの駆動用バッテリーから1500wまでの給電を可能とする大電力給電装置を利用した『MiEV カフェ』も展示する。