問題は「なぜ6人だけ排除したのか」だと蓮舫氏

2020年10月08日 06:24

 蓮舫参院議員は日本学術会議の会員手当について、一部媒体が「会員手当約4500万円」との見出しで報じたことを受け「このメディアの見出しは雑過ぎます」とツイッターで発信。

蓮舫議員は「私たちが問題視しているのは、なぜ6人だけ(菅総理が任命から)排除したのか、です。そこへの説明は『人件費』ではなく『法解釈』が求められます」と書き込み、追及すべきは法解釈であり、「メディアは論点ずらしに乗じるのではなく、問題の本質を指摘してほしい」と指摘した。

 ちなみに、会員手当4500万円にしても、会員210人の総額であり、会員一人当たりにすれば、月額約1万8000円だ。ネット上では、むしろ事務局(50人職員)の人件費1人月額約65万円なので、「学術会議の経費はほとんど官僚・政府の経費であり、やり玉に挙げるなら、そっちじゃないんですかね」との書き込みもある。

 蓮舫議員は任命排除に対し「声をあげてください。間違いは世論の力で正せます」と世論の力で政府の姿勢を正させようと国民に求めている。(編集担当:森高龍二)