加藤勝信官房長官は2日の記者会見で「菅義偉総理が4月前半にも訪米し、バイデン大統領との間で初の対面での日米首脳会談を行う方向で調整してきたところ、諸般の事情が許せば米国時間の4月16日(金)にワシントンで会談することとなった」と発表した。
加藤官房長官は「今般、各国首脳に先駆けて菅総理がバイデン大統領と初となる対面での首脳会談で、日本を極めて重要視している証であり、日米同盟の結束を対外的に示すとともに、インド太平洋地域への米国のコミットメントを示すうえでも極めて意義深いと考えている」と意義を強調した。
加藤官房長官は「日米は自由、人権、法の支配といった基本的価値を共有しており、そうした中で、直接対面でお会いし、会談することは、首脳間の個人的な信頼関係を構築する上でも良い機会になると考えている」と語った。
加藤官房長官は「この機会を生かして、日米同盟の強化、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力、新型コロナや中国を巡る諸課題、北朝鮮による拉致、核・ミサイルなどの諸課題について、日米間の連携と協力を確認することになるのではないか」と期待した。(編集担当:森高龍二)