安倍氏顧問の議連が総裁候補に原発推進へ要請

2021年09月19日 08:26

 安倍晋三前総理を顧問に据える原発新増設や建て替えを推進しようとする自民党の議員連盟(脱炭素社会実現と国力維持・向上のための最新型原子力リプレース推進議員連盟=会長・稲田朋美元防衛大臣、会員約60人)が15日、自民党総裁候補に『原発建て替え実現』『核燃料サイクル堅持』を求める決議を行った。

 経団連や電事連の求めをそのまま反映するような内容。自民党の原発姿勢を如実にうかがわせるもの。決議は国の「エネルギー基本計画」改定作業に盛り込まれている「可能な限り原発依存度を低減する」との文言を削除することや原発活用推進、「核燃料サイクル」堅持などを求めた内容。

 稲田氏は今年4月の設立総会で記者団に「可能な限り原発依存度を低減する、との文言は削除すべき」などと国の基本計画に「可能な限り原発依存度を低減する」との文言があれば、原発削減を求める勢力の有力な根拠にされることになることから、文言削除を狙う考えを示していた。甘利明党税制調査会長も顧問を務めている。(編集担当:森高龍二)