志位・枝野会談での政権への協力合意「画期的」

2021年10月03日 09:32

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は志位和夫委員長と立憲民主党の枝野幸男代表が政権協力へ合意したことを「画期的」と大きな前進であるとの認識を示した。

 また「自公政権を倒し、新政権で市民と野党の共闘に伴う政策を実行する方向が打ち出されたことに本当に意義がある」と感慨深く語った。

 穀田氏は2015年9月19日、安保法制が強行された日に、安保法制廃止、立憲主義を取り戻す、国民連合政権構想を打ち出したが、当時『面白いなあ』と言ってくれた方は小沢一郎さん(立憲・衆議院議員)だけでした」と述べ「この6年で、大きな進展をみたのではないか」と相互に信頼関係が構築されてきたことに触れた。

 穀田氏は「国会での共同、市民連合をはじめとする取り組みの中での国民的な運動、選挙運動、3つの分野で市民と野党の共闘を進めてきたが、それが実を結んだ」とした。

 そのうえで、この6年の積み重ねの延長で「いよいよ政権をとりに行く。今、たらしい岸田政権ができたけれど、安倍さんの写しというべきような政権だ」と『変われない自民党』『変わらない自民党』を皮肉。「自公政権を倒し、いのちを守る政治をつくろう」と呼び掛けた。そして、そのために野党共闘は大きな力を発揮すると述べた。(編集担当:森高龍二)